転職の知識

福利厚生

福利厚生は「実質支給金額」で判断しよう!転職時の参考に!

※当記事は、取材費等をいただき記事を作成しています。当サイトはアフィリエイトやその他広告等を活用しています。

どうも。編集部のあさべーです。人材系の会社で働く転職エージェントやってます。

突然ですが、皆さんは、

福利厚生が充実している企業って何基準で判断していますか?

リクナビや企業の採用ページに掲載されている情報の字面だけを見て、

なんとなく、福利厚生が充実しているんだな~とか、福利厚生の種類が少ないな~とか、判断していませんか??

それだけだと本当に福利厚生が充実している企業かどうかは判断できません。

私が考える福利厚生が良い企業の判断軸を教えますので、会社選びの際に参考にしてみてください。

 

福利厚生が良い悪いとは?

「福利厚生が良い悪いを何で判断するのか?」について考えてみたことはありますか?

私は長年の経験から、「実質支給金額」を見れば福利厚生が充実しているか否かが分かるということを発見しました。

説明しても分かりづらいと思いますので、実例を見ていきましょう。

 

福利厚生が高い企業

<A社>

  • 住宅手当:50,000円
  • 結婚祝金:10,000円
  • ランチ制度:3500円

<B社>

  • 結婚祝金:10,000円
  • 報奨旅行:100,000円
  • リフレッシュ休暇:50,000円

 

合計すると、A社とB社どちらが高いでしょうか?

明らかにB社のほうが高いですよね。

じゃあ、少し聞き方を変えると、A社とB社どちらが福利厚生が充実していると言えるでしょうか?

たぶん、これもB社となりますよね?

 

ここまで明確に金額が提示されていれば、迷わずB社と答えられるでしょうが、下記のようなケースだとどうでしょうか。

 

<A社>

  • 住宅手当:50,000円
  • 結婚祝金:10,000円
  • ランチ制度:3500円

 

<B社>

  • 結婚祝金:10,000円
  • 報奨旅行 金額記載なし
  • リフレッシュ休暇 金額記載なし

 

上記だと、A社を選びますよね??

イメージしてほしいのですが、リクナビやマイナビってそこまで細かく書かれていませんよね。

報奨旅行10万まで出します!なんて書いている企業なんてまぁありませんよ。

そこが分かりづらいところなんですよね。

 

福利厚生の項目を金額に!

ただ、福利厚生の項目をもう少し細かく掘り下げて考えてみてください。報奨旅行やなんちゃら手当等、たくさん項目があると思いますので、一つ一つ読み飛ばさずに金額換算してみてください。

そうすると意外に従業員に手厚くお金を配分している企業も発見できると思います。

項目が多いと金額も多くなることは間違いないのですが、項目が少なくても、金額が書かれていない項目がある場合は要確認ですね。

もっと言うと、報奨旅行は成績優秀者にしか与えていないという企業もあると思いますので、それなら従業員一人あたりの平均支給金額を聞いてみると良いでしょう。

たぶん大抵の人が分からないって言うと思いますがww

 

会社の方針を知ろう

そして、もう一つ大切なのは、会社の方針を読み解くことです。

制度や福利厚生の金額からどのように読み解くことができるのか少し事例を見ていきましょう。

1ランチ制度

例えば、A社の場合だと報奨旅行などはありませんが、ランチ制度があるということはコミュニケーションに積極的な社風なのかもしれません。

ランチ制度があるということはコミュニケーションに何かしらの意識を持っていることは分かりますよね。

 

1リフレッシュ休暇・報奨旅行

B社の場合だと、報奨旅行やリフレッシュ休暇があるので、成果を出した人や優秀な人にお金を配分しようという方針なのかもしれません。

導入している企業は多いですが、旅行や休暇を取得できる基準が「業績」の場合は上記のような色合いが強くなります。

 

面接で質問

福利厚生を見るだけで、会社の方針や社風が少し見えてくるのです。

応用すると、面接で聞いてみても良いと思いますよ。

「報奨旅行があると思うのですが、やっぱり御社って成果を出した人に手厚く分配するみたいな方針というか考え方があるんですかね?」

とか。

ちょっと聞き方はあれですが…ww

別に悪い気はしないと思いますよ。私が聞かれると、逆に「あっそういった見方もできる人なんだな。よく気づくな~」と思いますけどね。

 

 

最後に

簡単にですが、福利厚生の見方や判断基準をお伝えしてきましたが、個人的には、結構色んな場面で使える技だと思っています。

数字は嘘をつきません。福利厚生も数字で見ると良い企業はたくさん配分していますし、悪い企業は金額も少ないです。

福利厚生が手厚いなんてふわっとした意見ではなく、「福利厚生の実質支給金額は◯円だから、あそこは手厚い」ぐらいの説得力のある意見が言えるようになると良いですね。

特に面接時、転職時は参考にしてみてください。

 

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