郷治友孝は、株式会社東京大学エッジキャピタル(UTEC : University of Tokyo Edge Capital)の共同創業者であり、代表取締役を務めている人物です。
ベンチャー投資へのこだわりを持って事業を行っています。
今回は、そんな郷治友孝がどのような人物なのか、どのような考えを持っているのかなどについてご紹介しましょう。
UTECについては別記事にまとめています。
郷治友孝の経歴
郷治友孝は、東京大学法学部卒業後、通商産業省へ入省しました。
通商産業省に在職中は、ベンチャーキャピタルなどのプライベートエクイティファンドの根拠となる「投資事業有限責任組合契約に関する法律(投資事業有限責任組合法、ファンド法)」を起草し、この法律は1998年に施工されました。
2001年からはアメリカのスタンフォード大学経営大学院に留学しました。
そして、2003年には経営学修士(MBA)を取得しています。
アメリカ留学中は、起業したいと考える研究者や学生と触れ合う機会が多くあり、新しいビジネスが生まれる場となっているシリコンバレーの雰囲気も堪能したと言います。
2004年に通商産業省を退官後は、東京大学エッジキャピタル(UTEC)の設立に参画することになりました。
その頃日本では、多くのファンドができていましたが、ベンチャーキャピタルが起業家の育成や支援をしていこうという雰囲気ではなかったため、郷治友孝自身がベンチャーキャピタルを始めようと考えたのです。
そして、同年にUTECの1号投資事業有限責任組合を設立、2009年に2号投資事業有限責任組合の設立を実現しています。
東京大学エッジキャピタル(UTEC)の投資指針について
郷治友孝が代表取締役を務めている東京大学エッジキャピタル(UTEC)の投資指針は、独自の投資哲学に基づいたものです。
東京大学エッジキャピタル(UTEC)の基盤となっている東京大学だけではなく、全国の大学の研究機関や企業、政府と連携をすることで技術力を高め、必要な場合はテクノロジーのロールアップも行っています。
また、テクノロジーを活かすためのチーム力も大切にしています。
事業をきちんと進めていくためのプロフェッショナルマネジメントを重視し、製品開発やオペレーション、管理など、様々な側面においてパワーを発揮できるチーム作りをしているのです。
また、東京大学エッジキャピタル(UTEC)は設立した頃から、グローバルな市場を視野に入れた投資を行っています。
東京大学エッジキャピタル(UTEC)の投資指針は、起業家の育成や支援ができるベンチャーキャピタルにとって必要なものだと郷治友孝は考えています。
東京大学エッジキャピタル(UTEC)の将来の展望
東京大学エッジキャピタル(UTEC)は、必要に応じてテクノロジーのロールアップなどを行っているベンチャーキャピタルです。
そのため、これからの時代のニーズに合わせたサポートができるように変化していくことも期待できます。
「ベンチャー企業への投資を通じ、世界規模でイノベーションを起こしたい」と語っている郷治友孝が代表を務めている東京大学エッジキャピタル(UTEC)は、その目標に向かってこれからも邁進していくことでしょう。
そして、ベンチャー企業が抱える問題解決をサポートしていく心強い存在になっていくのではないかと考えられます。
郷治友孝は、日本のファンドやベンチャーキャピタルのあり方に疑問を感じ、東京大学エッジキャピタル(UTEC)の設立を決めました。
東京大学エッジキャピタル(UTEC)では、ベンチャー企業に投資を行うことで、様々なサポートを行っています。
これからの時代は、今以上にベンチャーキャピタルの存在感が大きくなる可能性もあるので、東京大学エッジキャピタル(UTEC)のサポートもさらに注目されることでしょう。
★★参考記事★★
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