「転職時に気になる面接体験談」企画の第一弾です!!
今回は、転職時の逆質問は有効なのか?について見ていきましょう。
面接において有効な質問をすれば印象も良くなると言われますが、本当なのでしょうか。
私の顧客のKさんの話をご紹介しましょう!
Contents
面接官の目が変わる?質問の意味
今回は、面接に行った際に、いくつか面接官に質問をしただけで面接官の目の色が変わって、採用に前向きになったという話です。
面接を受けに行く際にほとんどの人は自分の分析や回答内容を整理してから行くと思いますが、企業分析や鋭い逆質問を用意していく人は少ないのです。
逆質問の時間がなくとも、「ちょっとすいません、質問があり…」と言えば、質問の時間をとってくれることがほとんどです。逆質問を有効に使いましょう。
事前の準備が大事
KさんはとあるIT系の急成長中企業に面接を受けに行くことになったのですが、その前に私がおすすめしたのは徹底した企業分析です。
- 企業のビジネスモデル理解
- 企業のレピュテーションリスク調査
- 社長のインタビュー記事や社員のインタビュー記事の確認
これらの調査をKさんにおすすめしました。
四季報などで徹底調査
するとKさんは四季報や帝国データバンク等で徹底的に調べ上げて、自分なりの企業分析をノートにまとめてきました。
そこには、こんな疑問が書かれていました。
「Aという事業ではニーズが高く単価も高いことが予測できるが、事業規模が小さいのはなぜか?」
「Bという商品はもう少し◎◎という機能を充実させれば、自動車業界に販路を拡大できるのでは?」等。
これを見た私は即「これは面接官にそのまま見せて、質問してみな」とアドバイスしました。
なぜなら、私が面接官だったら、事前に企業分析をして分からないなりにも質問や提案をまとめてきたという姿勢や努力を評価するからです。
たぶん、どの面接官も同じなのではないでしょうか。
熱意&ビジネス知識をアピール
面接官によってはささらないかもしれませんが、「熱意」があるということが伝わるのと、ビジネス知識や問題解決力をアピールすることもできます。
中途半端な分析や誰でも思いつきそうな質問ではだめです。
それは逆効果になってしまいます。自分なりに書籍や雑誌、ネットの記事などを調べ尽くして知らないことがないぐらいにしておきます。
面接官の目の色が変わる?
Kさんが面接に行ってきた感想を教えてくれました。
10~15分ぐらい質問があった後、面接官から「あとは何か質問ありますか?」と言われたそうです。
逆質問に答えずに褒められた
そこでノートを出して、こんな感じでまとめて、疑問点などが出てきたということを率直に伝えたそうです。
そうすると、面接官の目の色が変わり、「君、すごいね。こんな事前にまとめている人初めてみたよ。笑」って言われたそうです。
結局、そこから前職の話や今まで取り組んできた自己研鑽の話などに広がって、その場で次回面接が決まったそうです。
企業分析はビジネスの基本
企業分析は営業でも、運用でもどんな職種でも必要になることです。
内勤であっても外部の業者を選ぶ際に企業分析ができないと、良い業者が選べません。
企業分析をするには、見るポイントや最低限の財務系の知識がないといけませんから、その知識も身につける必要があると言えそうです。
まとめ
とはいえ、就職活動、転職活動は「時間」や「数」との戦いでもあります。
みなさんもここぞという企業の時は、時間をかけて面接官に自分の熱意をぶつけてみてください。
その姿勢や考え方というのは、どんな業種、職種、どんな業務においても共通となるものです。
姿勢を見せつけて、「この人ならうちで粘り強くやって成果だしてくれるだろう」と思わせることが重要なのです。
一度、実践してみてください!
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