社長特集

横川竟

横川竟(すかいらーく創業者)の経歴や名言を特集!私の履歴書の内容も!

※当記事は、取材費等をいただき記事を作成しています。当サイトはアフィリエイトやその他広告等を活用しています。

横川竟氏は、ガストやバーミヤン、ジョナサンといったファミリーレストランでお馴染の外食産業系企業、すかいらーくを創業した人物の一人です。

外食業界の重鎮であり、外食業界を切り開いてきた人物といっても過言ではありません。

日経新聞の人気コラム「私の履歴書」にも登場したほどの人物です。

そんな横川氏の経歴や実績について見ていきましょう!

(現在は高倉町珈琲というカフェチェーンを展開されています。)

横川竟

出身地・経歴

長野県の諏訪市立四賀中学校を卒業した後、1962年に現在のひばりが丘団地内(東京都西東京市)にて兄弟でことぶき食品有限会社を立ち上げ、そこで取締役となり実業家の道を歩むこととなります。

私の履歴書でも取り上げられていましたが、兄弟で創業して兄弟で大きくしたという自負があるようですね。

横川竟

※引用元:【連載 第5回】飛び立った「すかいらーく」。巨大企業への道と創業家の撤退、その後の横川四兄弟 | Foodist Media by 飲食店.COM

※すかいらーくを創業した四兄弟の長兄・横川端氏(右)と、息子であり文教大学国際学部国際観光学科教授を務める横川潤氏(左)

 

その後は、後にジョナサンとなる子会社の株式会社ジョナスの代表取締役社長と会長、さらにすかいらーくの取締役になりました。

2003年にすかいらーくの取締役から退任しますが、2006年に代表取締役会長兼CEOと就任しますが、業績不振から2008年8月に退任が決まりました。

しかし、横川竟氏の実業家人生は終わらず、2013年に東京都八王子で高倉町珈琲の一号店を出店し、翌年には飲食会社の高倉町珈琲を設立、関東・中部・甲信越を中心に店舗を拡大しています。

下記写真のように、パンケーキがかなり人気なのだとか!

横川竟

 

起業家としての半生

横川竟氏は若いうちから食品会社を起業しており、現在まで飲食界一筋で実業家としての道を進んでいます。

日本の外食を産業化した外食のレジェンドと言われており、伊勢龍の社長から学んだ「いいものを売って、余分に儲けない」という考えを原点に貫いたことで、外食産業としてトップ企業にまで成長させたのです。

すかいらーくの経営から退いた後は高倉町珈琲の経営者として、さらに外食アドバイザーとして活躍しています。

食の多様化により飲食店は常に改革が求められ、窮地に陥るお店は少なくありませんが、長年外食産業に携わる横川竟氏のアドバイスにより立ち直った飲食店は数多くあるようで、経営者としての実力は衰えていないと言えるでしょう。

 

評判から人物像を調査

すかいらーくグループを築き、現在も事業家として外食産業に携わる横川竟氏ですが、周りからの評判はどうなのでしょうか?

横川竟氏の口コミを調べてみたので、評判の方を見ていきます。

商売を兄弟でやると上手くいかないという思い込みがあるが、この兄弟は激しい議論はするけど基本的に仲がいいんだなと思う

※引用:Twitter、sd8gさんのツイート

横川竟氏は4人兄弟の三男で、ことぶき食品は兄弟4人でスタートし、それ以降、横川4兄弟としてすかいらーくの経営を支えてきました。

それぞれ経営に対するイメージが違うこともあったのか、度々激しい衝突があったと言われています。

しかし、基本的に兄弟仲良好ですし、そもそも兄弟で始めた経営なので仲が悪かったら経営が軌道に乗ることはなかったと考えられます。

波瀾万丈な人生ですね。やはりこの時代の創業者は凄い。迫力が違うのも仕方がない。

※引用:Twitter、がんちゃんさんのツイート

上記の口コミは日本経済新聞の「私の履歴書」という記事を読んだ口コミです。

 

横川竟氏の連載記事が面白いとツイッターでも評判は呟かれており、記事で掲載された横川竟氏の経歴を見て、偉大な創業者であると評価している人は多いと見受けられます。

最初から自らの解任の話。面白いなぁ。高倉町珈琲店が、横川氏が手がけたものと知らずに常連になっていたので横川氏の作りたい世界観とか、なるほどなと思うし、妙な親近感があるのだよなぁ。

※引用元:Twitter、佐藤奨 / TSUTOMU SATO!さんのツイート

こちらも「私の履歴書」を読んだ方の口コミです。

最初の記事で社長兼CEOを解任された話から始まっており、普通なら最初に避けたい話題ですが前向きに過去を振り返っており、多くの閲覧者にインパクトを与えた様子です。

横川竟氏は飲食産業に対するイメージが明確であり、それを実現するために行動していく姿に惹かれ、また消費者に寄り添った考え方に親近感があるのかもしれません。

 

すかいらーくの創業者 横川 竟さん、2度目のテレビ出演を見たけどやっぱりすごい人。80で現役で動き回ってて、外食のスペシャリスト。着眼点とかみるとやっぱりすごい。

※引用元:Twitter、ひでさとさんのツイート

80歳を迎えても現役で経営に勤しむ姿に驚き、また尊敬の念を抱く人は少なくないようです。

また、他にはない独創的な思考や着眼点を持つ能力に対しても高く評価する消費者は多くいます。

 

名言や経営者としての思い

横川竟氏はテレビや新聞記事などで度々インタビューに応えており、自分の考えや経営・業界に対する思いを話していました。

多くの名言や格言も残しているので、本人の発言からどんな考えを持っているのか考察してみます。

商売の基本は、10年前も、30年前も、50年前も同じです

※引用元:横川竟の名言 厳選集

人が生きる上での思想は、若い時につくられるものです。私は、築地で4年の間に教わったことを60年間愚直にやってきました。

※引用元:横川竟の名言 厳選集

食の多様化で飲食業界は色々と工夫が求められていますが、横川竟氏は商売の基本は時代が変化しても変わることはないと発言しています。

横川竟氏は若い時に描いた思想を実現するために、自分が学んだ商売の基本を長年貫いており、それが現在の経営にも大きく貢献しているのでしょう。

多様化が進んでもまずは基本と整え、その上で新しいものを加えていく姿勢が成長には必要なのかもしれません。

 

勘違いしてはいけません。物があふれていることが豊かだというのは間違っているんです。健康を害する食品のような悪い物は、むしろ存在していないことが豊かさなんです

※引用元:横川竟の名言 厳選集

日本はモノに溢れ豊かな国とされていますが、横川竟氏はモノの多さが豊かの証明ではなく、悪質なものが存在していないことが真の豊かさと考えているのでしょう。

築地では「安全で美味しい食べ物であること」が最も大切だと学んでおり、横川竟氏は美味しくて安全、そして手頃であることをモットーに外食産業を展開しています。

僕が「すかいらーく」を作った1970年当時は、日本の接客はとにかく無茶苦茶だったんです。それでもう少し良いサービスをしようと、清掃や接客、料理に至るまで、分厚いマニュアルを作ったんです。これで接客のレベルはものすごく上がりました。

※引用元:横川竟の名言 厳選集

すかいらーくを設立した当時、日本の接客レベルは低いと横川竟氏は感じていたようです。

お客を引き入れるためには接客の良さも重要であり、現在もその意識は強い傾向があります。

横川竟氏は良いサービスを提供するために細かくマニュアルを作った結果、良質な接客ができるようになり、それも成長の要因につながったのでしょう。

また、マニュアルが良質だったのか銀行の新人教育にも採用されています。

ある意味、日本の接客レベルの向上に影響したのではないでしょうか。

ただ、単純にマニュアル化するとそればかり重視されてしまい、またお客さんもマニュアル以上のことを求めてくるので、柔軟な対応力を身に付けることも大切と考えていたようです。

 

総括

横川竟氏の経歴や評判を見てきましたが、実業家としての実力は多くの人に良い評価を受けていたと言えます。

業績不振を立て直せなかったというマイナス評価も少なからずありますが、独特な思想や食に対する熱意、80歳になっても現役で活躍する姿勢に共感する人は少なくないようです。

特に「私の履歴書」に書かれた内容は解任のことも含め、今の地位まで上り詰めた経歴がこと細かく書かれており、面白いと称賛されています。

外食アドバイザーとして窮地に陥っている飲食店の経営立て直しにも関わっており、実際に立て直しに成功している飲食店もあるので、まさに経営のプロだと言えます。

日本の外食産業を築いてきた横川竟氏は、これからも外食産業の成長や美味しく安全な食事で人々を喜ばせるために現役で活躍していくでしょう。

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