これまで世の中に無かったものを次々に生み出している東亜産業という会社をご存知でしょうか?
東亜産業では他社ブランドの商品の製造、設計を請け負うOEM、ODM事業を中心に、
衛生用品や美容グッズ、日用家電や医療機器、アプリケーションソフトウェア開発など、
幅広い分野で製品の製造・販売を行っています。
事業内容の中には今まで世の中に無かったものを生み出すという目標があり、
時代や生活の変化を先取りし、独創的なアイディアで世の中になかったユニークな商品を数多く販売しています。
また、製品づくりへのこだわり以外にも、東亜産業は社会貢献活動で注目を集めた会社でもあります。
今回は東亜産業とはどのような会社か、どんな製品があるのか、
どのような社会貢献活動を行ったのかなどをご紹介していきましょう。
Contents
東亜産業の会社概要を調査!
東亜産業は東京都千代田区外神田に本社を構え、平成8年9月に設立されました。
令和1年8月の段階で売上高は60億円、従業員数は114人となっています。
事業内容は
電化製品・日用雑貨・美容健康製品・PC周辺機器医療機器等幅広い商品の企画開発・製造、
アプリケーションソフトウェアの企画開発及び運営です。
常に変化を先取りし、他社にはないアイディアを素早く商品にすることで顧客に驚きを提供しています。
自社で製品を開発するだけではなく、OEM・ODM事業も東亜産業の事業内容には含まれています。
また、国内や海外に多くの拠点や工場、協力会社を持っており、
幅広い分野の製品をスピーディーかつ低コストに抑えながらの開発・製造が可能です。
OEM、ODMとは
OEMとはある会社が設計した商品をその会社で製造できない場合、
製造できる能力を持っている別の会社に製造を委託するというものです。
例えば、コンビニに並んでいるプライベートブランドの商品などがイメージしやすいでしょう。
設計を行った企業は新たに設備投資をする必要がないため生産コストなどをカットでき、
受託者は生産余力を活用できるといったメリットがあります。
OEMに対し、ODMは受託者が商品の設計から製造までを一括して行うことを指します。
設計から製造までを一括して行うため、受託者には委託者と同レベルかそれ以上の技術水準が求められるので、
多くの企業のODM事業を行っている東亜産業の技術水準が高いということが分かるでしょう。
発想力が凄い!東亜産業が生み出した商品とは?
常に独創的なアイディアで世の中に無いような商品を開発してきた東亜産業ですが、
どのような商品を会社してきたか分からないという人もいるでしょう。
ここでは東亜産業が製造してきた独創性あふれる商品を紹介します。
インスタントタピオカミルクティー
近年人気のタピオカミルクティーがインスタントとなった商品です。
令和1年11月ネット通販サイトの東亜産業店舗で販売され、ネットやSNSで大きな話題になっています。
今までタピオカミルクティーといえば、人気のあまり行列に並ばなければいけない、
地域によっては近くに専門店がないなどの課題がありました。
そういった課題を解消し、自宅で手軽にタピオカミルクティーを味わえるため人気となっています。
この商品が人気なのには自宅で作れるという手軽さの他に、独自の楽しみ方ができるという点にあります。
お湯の量や待つ時間を調節することでタピオカを好みの固さや硬さに変えることができ、
果物やクッキー、プリンなどの好みの具材を加えることで、自分だけのオリジナルタピオカドリンクが作れます。
Fans Free
首にかけることのできる持ち運び扇風機が「Fans Free」です。
従来の持ち運び扇風機は手で持たなければなりませんでしたが、
この商品は首にかけることでできるので、両手が空きます。
折り畳み式でテーブルにおいて使うことができるので持ち運びだけでなく、
卓上扇風機としての活用もできます。
USB充電方式なので様々な充電方法が可能で、充電が切れたとしてもすぐに充電できるでしょう。
首掛け方式ですが、髪の巻き込み防止ネットがついているので髪の長い人でも安心して使うことができます。
アイリフグラス
テレビやパソコンを見ながらなど、何か作業をしながら目を労わることのできる商品が「アイリフグラス」です。
従来のホットアイマスクのような商品は目を覆ってしまい、
使っている間は何もできませんでしたが、この商品はゴーグルタイプで可視式のため、装着しながら作業ができます。
38~42℃ほどの蒸気と調節可能な振動でリラックスタイムを味わってください。
マインドテック
リモコンを一切使わず、集中力のみで飛ばすドローンが「マインドテック」です。
ヘッドリンクと言われるヘアバンドのようなコントローラーを使い、集中とリラックスでドローンを操作します。
ヘッドリンクはベルト付きで長さ調節ができるので、小さな子どもから大人まで楽しめる製品です。
最大で約2.5mの高度制限がついており、屋内で遊んでも安心です。
カプセル歯ブラシ
歯ブラシに歯磨きオイル、ピック、フロス、舌ブラシの機能が付いた1本5役の使い捨て歯ブラシです。
歯磨きオイルを使っているのでうがいの必要がなく、アウトドアや災害時にも活用できます。
劉凱鵬社長による東亜産業だからこそできた社会貢献
東亜産業は幅広い製品の企画製造を行っているだけではなく、社会貢献活動にも力を入れています。
東亜産業が行った社会貢献活動は、マスクとアルコール入りハンドジェルの寄付です。
新型コロナウイルス感染拡大を受け国内が深刻なマスク不足に陥っている状況を受け、
マスクの寄付を行い、愛知県名古屋市、広島県広島市、佐賀県唐津市にそれぞれマスク10万枚を寄付しました。
特に東亜産業が多くの工場と物流センターを置く福岡県と本社を置く東京都への寄付は大規模であり、
福岡県北九州市に10万枚、福岡県に20万枚とアルコール入りハンドジェル(500ml)を1万本、
東京都にはマスク100万枚とアルコール入りハンドジェル(500ml)を5万本寄付しています。
国内が深刻なマスク不足に陥っている状況で、
なぜ東亜産業はこれほど多くのマスクを寄付することができたのでしょうか?
中国の工場を再開
東亜産業は現在では行っていませんが、
数年前までマスクの販売を行い、中国の工場でマスクの生産を行っていました。
新型コロナウイルス感染拡大から国内でマスクの品薄が続いている状況を受け、
中国の工場を再稼働させ2020年2月頃からマスクの生産を再開します。
マスクの生産を再開すると1ヶ月で50万枚ものマスクを生産することができました。
このマスクは一切販売することなく全て寄付用のマスクです。
マスク生産の再開により大量のマスクを安定して入手できるようになったことから、
全国へ大量のマスクを寄付することができたのです。
東亜産業が様々な分野で活躍できる理由に迫る!
東亜産業は電気製品・日用雑貨・美容健康製品・PC周辺機器・医療機器・アプリケーションソフトウェアなど、
非常に幅広い分野で独創的な製品を製造し、活躍しています。
東亜産業がなぜこれほどまでに幅広い分野で活躍できるのか解説していきましょう。
多くの拠点を有している
東亜産業は福岡県に工場を3ヶ所、配送センターを1ヶ所、佐賀県に子会社を1社、
東京都に子会社を2社と、国内に多くの拠点を持っています。
また、国内だけではなく中国の広東省に協力会社として6ヶ所の工場と1ヶ所の開発センターもあります。
国内外に多くの拠点を持っていることから、幅広い分野の製品を製造することが可能となったのです。
多くの拠点を持っていることは、コストやスピード面で顧客の要望に応えられるという点で大きな強みを持っています。
ワンストップサービス
東亜産業には社内に商品開発部門・デザイン部門・品質管理部門・営業部門などが揃っています。
これらの部門が全て揃っていることから、
商品企画からデザイン・製造・販売までを自社で一括して行えるという強みを持っています。
自社で一括して行うということは外部に対するコストが発生しないため、
スピーディーかつ低価格で商品を提供することが可能です。
まとめ
東亜産業の事業内容、商品、社会貢献活動などについてご紹介してきました。
東亜産業は非常に幅広い分野で今まで世の中に無かったような独創的で、
ユニークな商品を多く製造・販売してきました。
OEMだけでなくODMも行っていることから、商品開発能力、技術水準が非常に高いことも伺えます。
商品開発だけでなく社会貢献活動にも非常に力を入れており、
寄付のためだけに多くのマスク生産し、各地へ寄付しています。
これは東亜産業の変化を先取りするという動きがあったからこそできたことだと言えるでしょう。
東亜作業は、これからも社会や生活の変化を敏感に読み取り、
他社にはない独特のアイディアや独創性で、今まで世の中に無かったような商品や、
より便利な商品を開発していくことでしょう。
今後も東亜産業が作り出していく商品から目が離せません。
最近のコメント